説明 「敵と手を組み、友を裏切り、仇と恋をし、混乱に飛び込め」

バンテイヴの王アイヴァルド3世、ディルストーン家の大公にしてシーワード沿岸地域の統治者は、後継者を懐妊した。もはや惨事は避けられない。
君はパンテイブの王位継承権を有する名家のいずれかに属す、武芸の心得ある若き公子か公女だ。迫り来る継承戦争の渦中に置かれ、自らの家が頂点を極めるのを目にするべく、戦い陰謀を巡らせ、競争相手と同盟を結び友を裏切り、敵と恋に落ち、危険・冒険・ロマンス・戦争に立ち向かうことを余儀なくされることを予感していたのかもしれない。

なぜなら、そのために生を受けたのだから。

だが、しかしどうだ?

蓋をあけてみれば、君たちが置かれたのは渦中は渦中でも混乱と混沌の大惨事の渦中であった。