ゲーム

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扉を開けるな! 何かが私たちを狙っている。フットボール・チームのキャプテンはマンホールの中に引きずられていった。学級委員長はシャワールームで死んでいた。 そして、学校の掃除夫に何が起こったのかは、みんな知っている……登校日に発見された彼の残骸についても。 生き残っているのは私たちだけだ。 私たちのうち、誰が最後まで生き延びられるだろうか? 『ファイナルガール』はホラー映画を遊ぶロールプレイング・ゲームであり、次々とキャラクターが死んでいって、最後の一人が殺人鬼と対峙するよう な作品をなぞるようにできている。友達を集めて、君たちだけの映画を作り上げ、一番最後に誰が生き残るのか試してみよう。
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時系列に囚われず、空間の広さを物ともするな。世界を築き、世界を滅ぼせ。時系列順には遊びません。時空間の壁を振り払い、過去や未来へ自由に渡って、歴史の中でも興味を持ったところを調べられます。一千年もの未来に跳躍をして、ある組織がどうやって社会を構築したのか確認しますか? それとも、今まさに暗殺された王の幼少時代を振り返り、誰からも嫌われる支配者にどうしてなるのか、突き止めましょうか? そしてプレイヤーには、歴史を創造する膨大な権限が与えられます。創造し、……そして破壊する権限を持つのです。きらびやかな文明を築いてもいいですし、それを核の炎で焼きつくしてもいいのです。
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バンテイヴの王アイヴァルド3世、ディルストーン家の大公にしてシーワード沿岸地域の統治者は、後継者を残さずに逝去した。もはや内戦は避けられない。 君はバンテイヴの王位継承権を有する名家のいずれかに属す、武芸の心得ある若き公子か公女だ。迫り来る継承戦争の渦中に置かれている。自らの家が頂点を極めるのを目にするべく、君たちは戦い陰謀を巡らせ、競争相手と同盟を結び友を裏切り、敵と恋に落ち、危険・冒険・ロマンス・戦争に立ち向かうことを余儀なくされるだろう。 なぜなら、そのために生を受けたのだから。
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孤立した共同体と彼らの言語、そしてその言語が失われる意味についてのゲームです。 『ダイアレクト』の核心となる輝きは参加者が一緒になって言語の要素を少しずつ築き上げていくところにあります。時代が移り変わることで言語は変化し、そして最後には共同体は失われ、そこで話されていた言語も失われます。それは現実にも起きうることです。それを体験してみませんか。
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第二次世界大戦で起きたワルシャワ蜂起を、ポーランド国内軍側の子供兵として戦い、そして歴史通りに敗北を迎えるRPGです。 歴史を知っている必要はありません。シナリオ開始時に現在の状況が示され、またストーリーのフックが毎回提示されますし、システム上、否応なく悲劇的な演出を求められますので、自然と物語が展開されていくことでしょう。 そうした圧倒的なストレスの下で、心を殺し、大切なものを犠牲にしながら否応なく成長させられ、最終的な勝利を信じて戦い抜いてください。
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プレイヤー・キャラクターは全員、ある墓所を守るスケルトンになります。他に決めることはそう多くありません。キャラクターの設定すら決める必要はありません。 何を一体ロールプレイするのかは、ゲーム中に決定されます。スケルトンたちは、守るべき墓所への侵入者を撃退する度に生前の記憶を思い出し、そうして物語はつむがれ、設定が確かなものへとなっていきます。そうしてキャラクターの過去が明らかになり、満足いくまでスケルトンが築き上げられればゲームが終わります。 そうゲームを通じて過去を鮮明に掘り込み(スケルトンではありますが)キャラクターが築きあげられる。それがこの『スケルトンズ』のポイントです。
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君と大惨事を作るRPG。 野心は強いが、その自制心は我慢が利かない、そういった一般人を演じるゲームです。抱いているのは大きな夢でも、その行動は抜けばかり。控えめに言っても上手くいくはずないですし、最後には破滅に死亡、没落などなど、そういった結末を迎えることになるはずです。みんなで一緒に不幸せになりましょうよ。 このゲームは単発セッションで終わります。必要なのはプレイヤ3~5人(GM不要!)、時間は通常2時間半ほど、それから筆記用具にインデックス・カードが20~30枚。それだけあれば後はシナリオに相当する【プレイセット】を用意するだけ、読み込む必要もありません。