説明 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

突然の悲鳴。
俺たちはトランプ遊びを止め、急いで駆け出した。
すると、腰を抜かした女が部屋の中を指差していた。
そちらを見てみると、今回の参加者である○○が、血まみれで横たわっていた。
警察に連絡しようとしたが電話は何故か圏外で、窓の外はあいにくの天気。
コイツの自慢話を二度と聞かなくて良くなったのは最高だが、さっきまでのパーティ気分が台無しにされたってのは最低だ。

ちょっと待てよ。ここに死体があるってことは、“誰か”が“コイツ”を“殺した”ってことじゃないか……?

「冗談じゃねぇ! 人殺しと一緒の部屋になんか居られるか。俺は部屋に戻るぜ。」