説明 いん しゅう -しふ 【因習・因襲】
①昔から続いてきているしきたり。主によくない意味に使う。 「 -にしばられる」 「 -を打ち破る」
②古くからの習慣に従うこと。 《因襲》 「希臘時世より-せし所の風俗/民約論 徳」

まずはお礼を。見つけてくれて、ありがとう。

君がこれを読んでいるなら、僕はもうこの世にいないのだろう。

生まれてきたときから、僕は囚人だった。
そして、囚人として死んでいく。
今、これを読んでいる君――僕の知らない誰か。
君に、僕の願いを託す。

どうか。
この村を縛る掟――因習を断ち切って、自由になってほしい。

僕が知り得たことはわずかで、誤りも多いだろうが、全てここに記しておいた。
何かの助けになればいいのだが。

君の幸運を祈る。

注意:オリジナルの【転落】表と【残響】表付きです。