キャラクターの作成

キャラクターの作成

〔プレイブック〕の選択

キャラクターの作成の第一歩は、あなたのキャラクターがどんなタイプの生徒なのか決めることです。そのために〔プレイブック〕を選んでください。〔プレイブック〕は6種類あります。プレイヤー全員が、異なる〔プレイブック〕を選ぶことをお勧めします。

• 運動部の子：xx～xxページ
• 文系部の子：xx～xxページ
• 理系部の子：xx～xxページ
• 帰宅部の子：xx～xxページ
• 特進科の子：xx～xxページ
• 不思議の子：xx～xxページ

〔プレイブック〕への記入

〔学年〕

1年生、2年生、3年生の中から選んでください。〔学年〕で使用できる〔秘密〕に違いがあります。1年生の場合、〔秘密〕を開放すると能力が増加するなどプラスな影響がありがちです。3年生の場合、初めから他の〔学年〕にくらべて能力値が高くなりますが、〔秘密〕を開放すると能力が減少するなどマイナスな影響がありがちです。時には、採用する〔調査対象〕によって〔学年〕に制限がある場合もあり得ます（例えば、修学旅行をテーマにした〔調査対象〕など、です）。

〔特徴〕

キャラクターは、少なくても2つの〔特徴〕を持っています。それぞれの〔プレイブック〕には異なる一覧が載っていますので、その中から選択するか、自由に考えた形容を使ってください。〔特徴〕はキャラクターの方向性を決めるもので、判定などに数値的な影響を及ぼすわけではありません。

〔能力値〕

〔能力値〕には次の4つがあります。

• 科学／知性：科学、技術、知識が関係する場合に使用します。
• 機転／社交：課外活動への積極的な参加やリーダーシップ、貢献度を評価するもので、社会性や協調性などを示します。冷静さ、思考、生物と交渉/交流が必要なときに使用します。
• 運動／頑健：素早さ、力強さ、耐久力が必要なときに使用します。
• 直観／霊感：不思議を感じ取ったり、直観を信じたり、怪奇現象と交渉/交流をとったり、状況を把握したりするときに使用します。

「+1」、「0」、「0」、「-1」を、4つの能力値に割り振ってください。そしてさらに能力値を1つ自由に選んで、それに+1します。学年が3年生の場合、加えて能力値を1つ自由に選んで、それに+1してください。これでキャラクターの能力値は決まりです。

〔専門ムーヴ〕

キャラクターが選択できる行動は〔ムーヴ〕として整理されています。〔ムーヴ〕には〔一般ムーヴ〕と〔専門ムーヴ〕があります。〔専門ムーヴ〕は、その〔プレイブック〕だけが使用できる特別な行動で、各〔プレイブック〕にはそれぞれ3つの〔専門ムーブ〕が書かれています。その3つの中から2つ選択してください。それが、あなたの生徒が使用できる〔専門ムーヴ〕となります。〔一般ムーブ〕は、どの〔プレイブック〕であっても使用できるもので、全部で7つあります（xx～xxページを参照）。

• 〔専門ムーヴ〕：各〔プレイブック〕専用の〔ムーヴ〕。3つのうち選択した2つが使用可能です（各〔プレイブック〕参照）。
• 〔一般ムーヴ〕：誰でも使用できる〔ムーヴ〕。7つすべてが使用可能です。（xx～xxページを参照）。

人間関係

〔人間関係〕には〔友人〕と〔ライバル〕があります。〔調査対象〕を取材しているキャラクターたちは全員〔友人〕同士です。そのうえで、参加しているキャラクターから1人選んでください。そのキャラクターが〔ライバル〕になります。あなたのキャラクター自身を〔ライバル〕に選んでもかまいません。〔調査対象〕取材中に1回だけ、〔友人〕つまり他のキャラクターの判定に協力できます。協力するには判定前に宣言してください。そうすることで判定結果に+1の修正を与えられます。また〔調査対象〕取材中に1回だけ、〔ライバル〕の判定が失敗したとき、〔ライバル〕に対抗してあなたが再判定を行えます。

• 〔友人〕への協力：〔友人〕の判定前に宣言。〔友人〕の判定結果に＋1。
• 〔ライバル〕に対抗：〔ライバル〕の判定後に宣言。〔ライバル〕ではなくあなたが再判定。

鞄

選択した専門ムーヴによっては判定を有利にする所持品がもらえることもあります。また調査中に何か物品（証拠やアイテム）がもらえる場合もあります。そうしたものはカバンの中にしまっておきましょう。

名前

キャラクターの名前です。一緒に遊ぶプレイヤーが不快にならないのであれば、どんな名前でも好きにつけてください。名前をつけるのに困ったのなら、〔プレイブック〕に載っている姓名を使うか、以下の表を使ってみてください。ダイスを振ってランダムで決めてもかまいませんし、好きなものを選んでもかまいません。「姓」表、「名前1」表、「名前2」表を用意しています。完全にランダムで決める場合、それぞれサイコロを2回振ってください。

〔プレイブック〕にあるその他の情報

キャラクターはすでに完成していますが、〔プレイブック〕にある情報でまだ説明していない項目があります。ここではその説明を行います。

〔秘密〕

各〔プレイブック〕ごとに〔秘密〕は7つ用意されています。そのうち使用できるのは生徒の学年によって決定される5つとなります。秘密〕の解放を宣言することで、判定の結果を1段階上昇させられます。また〔ムーヴ〕の結果や、〔状態〕を得すぎた場合などに、〔秘密〕の解放が強制されることがあります。〔秘密〕が5つ解放された時点で、取材に対するキャラクターのやる気はなくなってしまい、活動に参加しなくなります（xxページを参照）。

〔状態〕

セッションを通じて〔状態〕を与えられることがあります。それは精神状態であったり、感情であったり、レッテルであったりしますが、いずれもよくない影響を生徒に与えます。所持している〔状態〕が判定に悪影響を及ぼすと思われる場合、判定は〔不利な判定〕になります。〔状態〕は3つまでしか持てず、4つ目を与えられた場合、その〔状態〕を持つ代わりに新たな〔秘密〕が解放されます（xxページを参照）。