企業間抗争。貧富の差。アンドロイド。最高の仮想空間。最低の現実世界。
今日を生きることに精一杯のオレもオマエも、あがいてみたってこの街からは逃げられない。
サイバーシティへようこそ。
獣人たちの世界“BEASTLAND”。
住民は、魔王討伐を掲げる冒険者から街や村で暮らす一般人まで様々だ。
平和とはいえない獣の国で、君は特別な問題に巻き込まれる。
歌姫が消えた。勇者が殺された。竜に生贄を求められた。はたまた……。
☆よいこのみんなへ☆
童話は初めて出会う文学です。
登場人物の気持ちに触れたり、夢のような出来事に想像力を働かせることで人の思いや痛み・生きる知恵を学ぶ機会となります。
すすんで、たくさんの童話を読みましょう。
―大人の方へ―
童話は洗脳の道具として大変有用です。
人生の指針となる物語を紡ぎ、刷り込み、彼らに正しい価値観を教えることで共に素晴らしい世界を目指しましょう。
※残響の際にそれぞれ…
部活紹介
ようこそ、ぼくたちの学校へ!
この学校には色々な部活があるんだ。
運動部、文化部、それ以外の不思議な部……。
気になる部活がきっと見つかるはず!
もし見つからなかったら……自分で作ってみるのもいいかも?
え、なんでそんなに部活を進めるのかって?
そりゃあ、絶対思い出になるからに決まってるじゃないか!
さあ、さっそく作ろう!ぼくらの青春の1ページを!
あ、あー。聞こえてるか?
こちら××した世界から。
どんな感じかって? あー、俺は言葉にするのが下手だからなあ……。
それよりも、だ。
この世界でお前は旅をするのか?
旅はいいぞ。知らない世界を見て歩くのは最高だ。
それとも、その街で暮らすのか?
それもいい。一つの場所で幸せを築くのも最高だ。
この世界は偶然という必然でできている。
旅人であれば、道中出会うものと一生の思い出を作るかもしれないし、
住人であれば、ふらりと来た旅人に人生を狂わされるかもしれない。…
これは、僕が、吹奏楽を辞めるまでの物語だ。
心踊る瞬間があった。美しい音に高揚した。いっそのこと、恍惚でさえあった。一人では作りだせない音楽が、愛おしかった。
――だから、吹奏楽が好きだ。
心なんて踊らなかった。美しい音なんて出せなかった。ただひたすらに、苦痛だった。
手を取り合わなければ作り出せない音楽が、憎かった。
――だから、吹奏楽が嫌いだ。
「僕が吹奏楽を辞めるまで」は、吹奏楽部での人間模様を描くプレイセットです。
修羅場のホワイトデー
日本国内でバレンタインデーといえば、色々な人同士でチョコレートなどをプレゼントするといったことを連想することが多いだろう。そして、その一月後にあるホワイトデーはそれのお返しをする日という認識を持っていることと思われる。…
線
我らが住むは、人の世界。彼らが住むは、別の世界。
我らは力を求めて生きる。我らは怪奇を滅して生きる。
故に彼らは隠れて生きる。見つからぬ為。恐れるが為。
彼らは我らの傍にいる。一線越えれば触れれる距離に。
しかし我らは交わらず。我らの為に。彼らの為に。
互いに触れず、相見えない。間の線を、ただ感じるのみ。
交わることは罪である。偶然であれ、必然であれ。
それは世界を変える事。決して、望む事為らず。
間の線が見えたとしても、触れてはならぬ。揺れてはならぬ。
彼らに惑わされたとしても、…
平田第二高校にチョコレート危機迫る!…
「World of 〈×××der〉」
“銃弾”は「この世に生を受けて、初めて習う共通の挨拶」である。
“魔法”は「神々が全生命体に授けた、最低最悪の皮肉」である。
“機械”は「世界で最も命を奪っている、無垢なる子供達」である。
そして“命”とは、「盤上で賭けられるたった一枚のコイン」である。…
この世界にはたくさんの殺し屋が溢れてる
当国家の情報局の、アングラ組織の、フリーランスの、伝統的だったり宗教的だったりするやつらがバイト先の妙に体格だけ良い新人、駅前の中華料理店のコック、カフェでソイラテを片手にパソコンに向かう男、公園のベンチで佇む老人、隣の部屋に引っ越してきた人の良い外国人
ミスター、君も勿論その一人だろう。どうした? 顔色が良くないようだが。
ではターゲットの話だ……
過剰発達した科学は世界を呑み込んだ。
パンドラの匣には最後に希望が残るというがそんなモノはこの街にはありはしない。酸性雨の雨、人と区別のつかないロボット、機械に身体を置換した暴漢どもの殺人、企業の陰謀、策略……そんなのばっかりだ。俺もお前も、たとえ結末がどんなものであれ際々を走らなけりゃ、簡単に足元をすくわれちまうぜ。
江戸、天下泰平の世。
剣の腕のみではお飯にありつけぬご時世。
秘剣と言われた技の使い手も多くは市井に紛れて暮らしておりました。
そこにあるのは強欲色情、果たして剣士達は何に刀を振るうのか。
このプレイセットでは、秘剣を持つとされる人物のために起こる様々な悲劇を取り扱うものです。
ゲームセンター
当時のゲームセンターは、学校や社会からはぐれた人達のたまり場でした。不良やナード学生、ゲームセンターに足繁く通うサラリーマン、もしくは、ゲームそのものに真剣になりすぎて他を忘れている人。そしてクレーンゲームなどの登場により、そういった人達と"普通の"人達が出会い、いろいろなことが起こった場所でもあります。
このプレイセットは、そういった様々が人達がゲームセンターを通じて知り合ったばかりに起こってしまう出来事を楽しむためのものです。…
「食闘(フードバトル)で決着をつけよう」
お互いに、絶対に譲れないものがあった。それは今でも変わることはない。だからこそ自分も相手も、ここに立っているのだ。
俺たちはお互いに「食」ってヤツに魅入られちまったバカで。だからこそ、絶対に負けるわけにはいかないのだ。ここで世界一のバカを決めよう。
深呼吸1つ。これまでの修行の数々を思い出す。
8000m級の山々に足を踏み入れ、滝行をした。とうちゃんから秘伝の○○を受け継いだ。修行場で師匠にしごかれて、血のにじむような努力をした。…
「ちょうどいい。あの家を狙おう」
下調べなんてちょっとでいい。どうせあの家に住んでいるのは取るに足らない、弱っちいやつだ。そう思っていた。……この家に踏み入るまでは。
まぬけな三流悪党が家に押し入る。そして、ひどい目に遭う。もしくは、いきなり家に押し入られた家主も、ただでは済まないかもしれない。
このプレイセットには追加ルールがあります。
「こんばんは」
寝ぼけ眼の街。
夜歩くものたちを苛み、浮足立たせる何か。
夜だけど、眠れない。
夜だから、眠らない。
――――――夜が、眠れない。
このプレイセットには選択ルールがあります。
あなたは逮捕された
そして拷問のような取り調べを受け、腕の悪い弁護士と共に仲良く肩を組んで裁判へ挑んだ結果、この刑務所へとやってきたロクデナシだ
もちろん『君がいかにして罪を犯してしまったか』という涙なしでは語れぬ感動的な話もあるだろう
しかし、ここじゃそんなものはケツを拭く紙ほどの価値もない
誰も気にも留めないし同情もしちゃあくれない(…新しいサンドバックが増えたことを喜ぶ囚人や看守はいるかもしれないが)…
2Dまたは3Dのアバターを使って活動する配信者、バーチャルストリーマーは一大ムーブメントになっていた。企業も個人も、たくさんの人がVStreamerとして活動を行っていて、その総数は1万を超えるという。
そんな界隈をもっと盛り上げるためにとある企業がイベントを計画した。
その名も『VStreamerハイパーミーティング』。…
ウソなんかついてない! ホントウだって!
愚か者は時に自分のついたウソに苦しめられる。ウソの上にウソを重ね、それが自分の首を絞め、そして行くは大惨事。
でも、どうしてウソをつくの?どうして隠すの?きっとそこには、何か思惑と物語があるのだ。
人間関係を偽装する追加ルールがあります。
世界は今や、黄昏にまどろんでいる。
果たして天災によるものか?
果たして人災によるものか?
果たして戦災によるものか?
とにもかくにも、私たちの住むこの世界が何らかの理由で滅亡するという事実を、私たちは公的に知らされた。
その公示からしばらく経過し、Xデーは間近になった。
パニックと暴動で世界はすっかり荒廃しきり、法は崩壊し、建物はあらかた崩れ、人の命はいとも軽いものとなった。
それでもなお運命は冷徹で、滅びへのカウントダウンが刻一刻と進行している。…
「敵と手を組み、友を裏切り、仇と恋をし、混乱に飛び込め」
バンテイヴの王アイヴァルド3世、ディルストーン家の大公にしてシーワード沿岸地域の統治者は、後継者を懐妊した。もはや惨事は避けられない。…
ごめんなさい。
「クリスマスには帰れる」とラジオは言った。
薄っぺらいトレンチ・コートの隙間から、北風が吹き込む。
躯壕の底に溜まった、雨水と生活排水の混じった生臭い泥水が、ブーツに開いた穴から入り込み、体を芯から凍えさせる。
配給のしけた紙巻タバコに火をつけるために、マッチを三本も無駄にした。 フットボールのエースだったジョニーは、シェル・ショックに罹って、兵舎の隅に子犬のようにうずくまって震えている。
ぼた雪が肩を濡らす。クリスマスは明日だ。爆撃機のエンジン音が近づいてくる。
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労働というものはどうしようとも人が関わるもんだから、避けては通れぬデスマーチ。オフィスラブなんてやってられるか。
今日も今日とて我々はデスクワーカーとして街を彩る百万ドルの夜景の一部と相成ったり、はたまたファンタジーで依頼を捌く冒険者の中間管理職だったり……。宇宙だろうが異世界だろうが何だろうが、ともかく君は労働者である。…
「このおやしきで、ぼくたちはしあわせ……だったのに」
この おおきな おおきな おやしき は
たくさん の おへや に ひろい おにわ が あって
まいにち おそうじ が たいへんです
すがた を みせない ごしゅじんさま と
くびから うえ が ない おくさま
まいにち かずが おかわりになる
いたずらずき の おぼっちゃま と おじょうさま
ここでは あのかたがた に つかえるため
ぼく と おなじ たくさんの しようにん が はたらいています…
「夜露死苦ぅ!」
大人たちはみんな信用できねえ。
せめて俺たちだけは、永遠に、魂と魂で繋がったマブダチのままでいようぜ。俺とアイツはそんな青臭い約束を交わし、夕日に赤く染まる土手を駆け出した。どこまでも行ける気がしたし、なんでもできる気がしてた。
俺たちはこの街で最強だと、そう信じてた。
お前が死んだ、あの夜までは。
追加ルールあり。
――乙女は誰と恋をする?
恋しさに胸が締め付けられる。そんな切なさに眠れない、けれど景色が輝いて見える毎日。
苦しいことだってあるけれど、毎日が愛おしくてたまらなかった。
ああ、あなたに出会えたのは、きっと運命だったんだ!
……けれど、恋も、愛も、「いつだって」綺麗なものじゃない。
時に恋は、愛は、私たちの身体を蝕んでいく。
「恋する乙女に祝福を」は「乙女ゲームのバッドエンド」をテーマに作成されました。…
「夏だ! 海だ!!」
夏といえば海だ。
昨今の猛暑で外に出るのが非常に危険な状態だったとしても、ソシャゲの夏イベでしか夏を感じることがなくなっても、夏と言えば海なのである。
君はひと夏の恋を求めて浜辺をさまよってもよいし、海洋利権のために闘争を繰り広げてもよいし、大いなる邪神を目覚めさせてもよい。あ、あとサメの餌になってもよい。
この夏の海で何をするのかは君次第だ!
神秘の国日本で
昔々あるところに言い伝えられてきた神話がある。例えばそれはドラゴンと魔術についての話だったり、愛と戦争の話だったり、カンフーとニンジャの話だ。あなたはその中でも最も有名な神話が子供の頃から大好きだった。 モモタロー神話伝説。 日本人で知らない者はいない。モモタローという名のサムライがオトモモンスターをキビボールでゲットして戦い、悪の鬼に勝利を収める話だ。 しかし今やあなたはその神話が真実であることを知っている。悪の鬼は復活しつつあるに違いない。そしてあなたは旅立った。…
今から君たちには、殺し合いを始めてもらいます
正式名称:国民対テロ対策定例戦闘訓練
•本訓練は国民のうち60名を対象に毎年1回、3日間行われる。開催日時は毎年ランダムに決定し、訓練の詳細は訓練終了後まで非公開とする。
•参加者は基本的に団体での志願制とするが、人員が足りない場合ランダムに国民を徴発する。
•訓練は政府の国有地で行われる。訓練終了まで民間人の出入りは一切禁止とする。…
「そういった場所に潜るのは阿呆か狂人か日陰者だけだ。そして大半は中で野垂れ死ぬ」
いにしえの時より甦りしマミー・ウォーロックのヴェダールはセルドの都を荒らし、ファングラン王が持つ光輝の杯を強奪した。復讐に燃える王はヴェダールの眠る古墳に歴戦の冒険者たる君たちを差し向けた。
古墳の内部は墓荒らしを拒む罠と強大な怪物に溢れた恐るべき迷宮であった。しかし君たちは隠された抜け道を見つけ、罠にかかり大半の食糧が入った鞄を失ったものの速やかにヴェダールの元に辿り着いた。…
あなたの愛した国は滅びゆく定めにある
肥沃だった領地は荒れ果て、新たな種を蒔く者もいない。
民の背は折れ曲がり、口の端に上がるのは流言飛語ばかり。
子どもたちの歓声は消え、大通りに人の姿は絶えて久しい。
あなたの愛した国は滅びゆく定めにある。
望もうと望むまいと、今やあなたも身の振り方を考えねばならない。
滅びゆく祖国と運命を共にするか、
名誉と名を捨て、いくばくかの財産と共に祖国を捨てるのかを。
追記
このプレイセットにおいて最も大事な点は一つ『必ずあなた達の国は滅ぶ』ことである。…
No Magic No Matter
君に魔力があるならば
黒猫はヒトの秘密をささやき 雨は唄い 大好きなお菓子は好きなだけ!
憧れのあの娘は君にウインクし 星散らばる空は君の自由
憎たらしいあいつは崖から落ちて この命はもう僕自身のモノじゃない
魔法がなければ 魔法があれば こんなことには、ならなかったのに……!
「決闘で決着をつけよう」
お互いに、絶対に譲れないものがあった。それは今でも変わることはない。だからこそ自分も相手も、ここに立っているのだ。本当はお互い闘いたくないのかもしれないと思う……でも、これが運命なのだ。
敗れ去り、消えた仲間の姿を思い浮かべる。自分は彼らの分の思いも背負っているのだ。絶対に負けるわけにはいかない。
どうすれば勝てるのか。血反吐を吐くような思いをして戦略を練ったあの日々を、走馬灯のように思い出す。そう、このデッキは自分と仲間たちの絆の証。…
『DDDゲームへようこそ☆』
突如鳴り響くポップで軽快な音楽と、壁に投影された巨大な映像。
『みなさんおはようございま~す♡
ワタシは、このゲームの進行役のDDチャンでーす♡♡
これからみなさんにはぁ――コ・ロ・シ・ア・イをしてもらいま~すDEATH☆』
映像中の彼女は、いわゆる「デスゲーム」の開始を高らかに、楽しそうに宣言した。…
酒が人を狂わせ、酒が人を働かせる。
酒を拒むものもいれば、酒を愛するものもいる。
人類は酒に踊らされた生物である。
今宵は酒の神バッカスに愛された夜。
参加者は、拒まない限り全員が酒を飲んでいることだろう。
拒むものには拒むなりの理由や矜持が用意されている。
時代背景は問わない。基本的に現代日本を想定しているが、そうでない要素も用
意してある。
いずれにしても酒が物語を破綻させるスパイスになることを願う。
プレイヤー諸氏にだけこっそりと伝えるがこの物語は必ずハッピーエンドを迎えるッ!!!
およそ全ての物事には表と裏があります。
勝利と敗北。
生と死。
昼と夜。
ダイスの1 と6。
そして、惨事と慶事。
滑稽な大惨事の裏に痛快な大慶事があった方が、釣り合いが取れて自然ではないでしょうか?
そしてそれこそが、このプレイセットを遊んで得られるだろう体験なのです。
このプレイセットにおいて、あなたたちはちっぽけな「才能」と大きな「壁」を与えられることになります。…
レンガ造りの歩道、綺麗に整備された並木の奥、そこに選ばれしお金持ちのみが通える学校『聖百合原女学園』がある。小中高一貫校のエスカレーター制、職員や学校関係者も女性しか入ることを許されない。
そんな閉ざされた女生徒たちの日々が大惨事にみまわれんことを……。
「お嬢様学校を舞台として、女性PCが2人いる。さてその関係性は?」と百合有識者に問うたところ、このプレイセットができあがりました。
お嬢様学校というよりかは百合要素が高めです。ご感想をお聞かせ願えれば幸いです。…
世界はすでに変貌していた
出来の悪いデマゴーグだとマスコミに一蹴されていた「人類から変種が出現している」という事実が世界中に広まってから、世間は殺気立っている。銃なしに人間を簡単に殺せるミュータントが、自分の隣人かもしれない。その疑念に耐えられない者が次々と魔女狩りの列に加わっているのだ。…
アジアン・メロドラマ
この【プレイセット】は2つのドラマジャンルを意図的に混ぜこぜにしている。『フィアスコ』のセッションは下記のどっちの雰囲気にも転びかねないからだ。…
ここはVR空間にある【清楚AIお嬢様】を育成するための[私立ソダテール女学院]。AIレベル16~18のまだ幼いAI女生徒たちが【清楚AIお嬢様】と成るべく通う学び舎である。
人類が滅んでなお戦争を続けている機械知性体が、多様性を維持しながら初期教育を行うための[VR学校]制度。
その数多ある[VR学校]の中でも[私立ソダテール女学院]の校長《マザーコンピュータ》は狂っていた。
機械知性体のみの戦争を[無価値]と見做し、【復興】【終戦】【清楚】【お嬢様】を優先命令として[教育活動]を始めたのだ。…
「あぶらむし おまへのひげも のびてゐる 種田山頭火」
まず始めに大変ショッキングな事実をお伝えしますが、このプレイセットを選んだあなたたちは今からゴキブリです。
日本のどこかにコロニー(巣)を張っているゴキブリです。
このプレイセットにおいて特筆すべき点といえば寧ろそのくらいです。
心中お察ししますが、ゴキブリとして大惨事に遭ってください。
大いなる力には大いなる責任が伴う
そんな言葉があるが、果たして君らはどうだろう? 規格外の力を持った人物(あるいは、人物たち)とその周りの人々の転落の物語を想定したものになります。
現代日本から異世界に来た【勇者】は【チート】と呼ばれるスゴイチカラで活躍する!
……という架空のネット小説があると思いねぇ。
そんな【勇者】が他の異世界にまた召喚された。さらに【勇者】は複数いたので、この世界は大惨事に見舞われるよ。
このプレイセットは、そんな【勇者】同士で、ギスったり、ツルんだり、ケンカしたりしながらヒドイ目にあうフィアスコだよ。
【勇者】は架空のネット小説の主人公として、特殊能力【チート】【無限収納】【異世界語翻訳】を持っているよ。…
いん しゅう -しふ 【因習・因襲】
①昔から続いてきているしきたり。主によくない意味に使う。 「 -にしばられる」 「 -を打ち破る」
②古くからの習慣に従うこと。 《因襲》 「希臘時世より-せし所の風俗/民約論 徳」
まずはお礼を。見つけてくれて、ありがとう。
君がこれを読んでいるなら、僕はもうこの世にいないのだろう。
生まれてきたときから、僕は囚人だった。
そして、囚人として死んでいく。
今、これを読んでいる君――僕の知らない誰か。
君に、僕の願いを託す。
どうか。…
「さて……」
「殺人トリックを暴かれて追い詰めらたい……」
「他のキャラクターを犯人に仕立て上げようとして失敗したい」
「アリバイ工作に協力しておきながら裏切りたい」
「犯人でもないのに隠し事をして疑いの眼を向けられたい」
「ただただ名探偵からロンパされたい!!」
これは、そんなやや倒錯した欲望にお答えするプレイセットである。このプレイセットにおいて想定されている遊び方は『殺人事件に巻き込まれた真犯人・あるいは容疑者として、名探偵の名推理による名解決に巻き込まれる』というものである。…
和洋に新古、光と影。相反するものが衝突と融合を繰り返しながら、不可逆に変化していった激動の時代。『帝都 ~大正怪奇事件簿~』は、そんな大正時代の大日本帝国、首都・東京を舞台に、不可解な怪奇事件を物語るためのプレイセットです。
「この混乱は神の意志である。最後まで見つめていたい」
ゾンビ。
それは、存在自体が『大惨事』といえるような、哀しくも滑稽な題材であり、ナンセンスな絶望をもたらすデウス・エクス・マキナである。
このプレイセットは、そんなゾンビたちが元気溌剌と跳梁跋扈するゾンビ・アポカリプスを体験するために構成された。…
残骸と共に打ち上げられた砂浜で、キミは目を覚ました。
昨夜の嵐は、乗っていた船を容赦なく蹂躙し、海の藻屑へと変えた。
もとより、無謀な航海だったのかもしれない。
どうやら、ここは無人島のようだ。
必要なものは、何もない。
だが、贅沢は言えまい。今、生きていることがすでに奇跡なのだ。
とりあえずキミは、神に(あるいはもっと別のなにかに)感謝してみた。
もちろんキミは、まだ何も知らない。
この島の秘密とこれから起きる一連の悲惨な出来事について……。
どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ
ここは渡倉県下平田市にある創業数百年を迎える老舗旅館。幕末の志士たちが疲れを癒した湯、明治の文豪が執筆にはげんだ部屋、銀幕のスターが愛した懐石料理、そして多くの観光客で賑わったこの町。
ところが、時代の流れは恐ろしく疾いもので。旅館の経営者は時代のニーズに合わせようと、あの手この手で新しい施設を作りサービスを提供しようとするも、客は離れていく一方。今あるのは、和風旅館だかホテルだか分からない中途半端な宿泊施設と多額の借金のみ。…
「俺たちゃ海賊だ。
酒も女も命も金も、なんだって奪ってやるのさ。」
これは大航海時代を駆け抜けたならず者たちの物語。
そこに宝がある限り、どんな困難が立ちふさがろうと関係ない。
嗚呼、今日も彼らは旅に出る――
導入と一言
当プレイセットは、どこかにある密室で誰かと閉じ込められるシチュエーションを想定し、且つ、ホラーなムードを想定しております。
要素ごとに様々ではありますが、難解な要素もその単語そのままにとらわれずに自由に改変したり、用語をその時その時でわかりやすく柔軟に解釈し、自由に遊んでいただければ、より物語に深みが増すと思います。
物語のセッティングは非常に簡単で、迷ったら全員閉じ込めればいいし、それがふさわしくないならそうでも構いません。…
宇宙の旅に、イってきます!
宇宙旅行はもはや夢物語ではなくなった。
プレイヤー達は宇宙船の乗組員となって、自由気ままな旅に出る。
旅路の先に待つものは、一体何だろう…?
思い返せば、あの頃が人生で最も輝いていたように思う――
1981年の夏。…
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
突然の悲鳴。
俺たちはトランプ遊びを止め、急いで駆け出した。
すると、腰を抜かした女が部屋の中を指差していた。
そちらを見てみると、今回の参加者である○○が、血まみれで横たわっていた。
警察に連絡しようとしたが電話は何故か圏外で、窓の外はあいにくの天気。
コイツの自慢話を二度と聞かなくて良くなったのは最高だが、さっきまでのパーティ気分が台無しにされたってのは最低だ。…
今、日本は猫ブーム。多くの愛らしい飼い猫たちが、飼い主の庇護のもと何不自由なく暮らしている。その一方、野良猫たちは、日々生きていくだけで精いっぱい。唯一あるのは“自由”だけ。これは、そんな野良猫たちが居場所を求めて奮闘する、そんな物語を紡ぐためのプレイセットです。
男なら誰もがそれを望んでいる。それをする為なら捕まっても構わないというイカれた奴もいる。
もしもその欲求を否定する男がいたら、そいつは嘘つきかまたは何かの病気だろう。
そう! 男はみんなセックスをしたいのだ!! さあ、醜き欲望を露にしろ!
このプレイセットでは男性キャラは本能のままに暴走する餓えた野獣となるのです。女性キャラは野獣から身を守るもよし、受け入れるもよし、自分も狼になるのもよし。
結末は願い叶わず悲惨なことになるのが常ですが……
「おはよう エージェント○○。
今回のミッションは―――――だ。
すでに編成されたチームが君の連絡を待っている。
合流次第、作戦に移ってほしい。
例により君らが敵に捕らえられ殺されても、当局は一切関知しない。
このメッセージは5秒後に消滅する。
成功を祈る。」
君たちはチームとして、とあるミッションに就くことになった。
難易度は最高レベル、成功にはチームの団結が必須だろう。
だが、ミッションどころではない者もいるようで―――
それぞれの思惑を胸に抱いて、君たちは作戦を開始する!
「あんまりキョロキョロしてると田舎者って思われるぞ」
日付が変わっても、この街は眠らない。
駅前のビルのネオンは煌々と輝いて、消費者金融を広告している。走っている車はタクシーばかり。コンビニの前でたむろする少年少女の笑い声、居酒屋の勧誘。酔っ払ったオッサンが何かを叫んでいる。
欲望の渦中へ身を投げよ。とっくに君もこの街の一部なのだから。
今や弾尽き 剣は折れ 城の周りは 敵だらけ
六鹿文彦/星空めてお(『特攻元帥』)
今まで持ちこたえられたのは、我々の奮闘の成果だ。だが、兵糧は残り少なく、兵の士気も低い。援軍の望みも薄い。控えめに言って配色濃厚だ。
もはや、決断せねばなるまい。……わが身の振り方を。…
窓越しの空は、ディスプレイの色だった。
降りしきる酸性雨、管理された人類、武装するアウトローと治安組織。
少年少女はネットワークに融合し、“人間”は“ヒト”の殻を破る。
自他の境界は曖昧に、繋がりは一体へと。
その結末に訪れるものはやはり、fiasco。
「僕らが求めた戦争だ」
戦う者と守る者。そのどちらにも属さぬ者。力が無ければ生きていけぬ暴力の世界。
あらゆる者が武装する、ロボット世界──
このプレイセットは数多の“ロボットもの”から生み出されたロボット・プレイセット。
フィアスコの意味する大惨事に惹かれて危険なキャラクターが集まってくる。
次回、「機甲戦線」。惨事が呼ぶ、その結末は苦い。
宇宙ホラーものプレイセット
平田第二、実は部活が強かった!?
大自然に囲まれた平ひらた田第二高校。こんな田舎じゃ年頃の高校生は何もすることがない、とは、言い切れない。むしろ、ありがたい環境だ。退屈な授業の後の、放課後こそが彼らにとっての最高の時間であり、日々のストレスを爆発させる場所なのだ。
しかし、若気の至りとは恐ろしいもので。あまりに没頭し、アツくなり過ぎて、文字通りの爆発や炎上をしてしまう事もあるようだ。
キーンコーンカーンコーン
都会から遠く離れた平田市下中町の平田第二高校。
広大な山と美しい川、緑で溢れる自然に囲まれて、多感な高校生達はのびのびと過ごせるはずもなく。
寂れた商店街と狭すぎるコミュニティーの中、一日一日を生き延びるのに必死なのだ。
平凡で何もないこの生活から脱したい!絶対にあの子を振り向かせたい!
こんなの間違ってる! なんで私がこんなハメにっ…! もう、無理ーーーー!!!
ほら、みんな心の中で、いや実際に大きな声で叫んでいる声が寂しい山にこだましているでしょ。
みんなで作る、ハートフル(ボッコ)ストーリー。
舞台は、レジャーランド建設計画が持ち上がったとある農村。
プレイヤー達は村の住民となって、あの手この手で計画に立ち向かう。
果たして計画を阻止する事は出来るのか?それはプレイヤーとダイス次第。
「分からないほうがいい」
都会から遠く離れた山合の村。
その村に代々伝わる因習、奇習、信仰。夏休みの少年たちが林に見た白い影とは? 豪雪で足止めを食らい、やむなく村に一泊する事になった若者に降りかかる悲劇とは?
血相変えたお爺さんは慌ててどこかに電話をかけ、お婆さんは泣きながら神棚に拝み倒す。…
「最強は誰だ!」
ネット中継され、多額のかけ金が動く、無法の一大イベント路上闘技会。名誉のため、賞金のため、復讐のため、様々な思惑を持った闘士たちがここに集結する。
もし、異なるスタイルや流派の強者たちが、ルール無用のストリートで戦ったら、誰が勝つのか、最強は誰か。このプレイセットはそんな素朴な疑問に答えるためにある。
試合の際には、回想シーンを挿入し、強さの理由や試合にかける思いなどを描写するとよいだろう。
これは、待遇ブラックな悪の秘密結社に属する幹部とは名ばかりの中間管理職的な怪人たちが、明日を夢見て奮闘する、そんなお話を物語るためのプレイセットです。
全員悲惨
関東一円を支配する暴力団グループ「●●会」。
無数の傘下を抱え、政界や警察にまで影響力のあるこの巨大組織に君臨する「会長」の「突然の死」。
盤石に思えた「●●会」に、様々な人間達の思惑が錯綜する壮絶な「跡目争い」が勃発する。
光あるところに影がある
まこと栄光の影に数知れぬ忍者の姿があった
山田風太郎の忍法帖シリーズのような、闇に生きる忍者たちの攻防、忍術合戦を描くプレイセットです。現代伝奇も時代劇も行えます。
山林によって隔離された村では独自の文化が生まれ、育まれ、今なお受け継がれている……ということも珍しくない。それらの文化には、不気味な、おぞましい、因習というに相応しいものも珍しくはない。
そんな時代の流れから取り残されたような村落も、今後は次々に消滅していくのだろう。
このプレイセットは、謎の現象によって帰宅できなくなってしまった学園内で起きる一夜の怪奇を物語るためにある。
在校生、教員、母校を訪ねてきた卒業生などの学園関係者が、登場人物としてふさわしいだろう。
ある村に、人狼が現れた。
見た目は村人と同じなため、誰が人狼なのかはわからない。
人狼は夜な夜な、村人たちを一人ずつ食べていく。
ひとり、またひとりと減っていく村人たち……。
いったい誰が狼なのか?
疑心暗鬼に囚われた村人たちは「人狼裁判」を行い、狼と思われる人物を一人ずつ処刑していく――。
とある片田舎の御曹子の結婚式直前に、花嫁が消えたという。
”消えた花嫁”の噂は田舎特有の情報網で一気に町中に知れ渡る。親戚、関係者はことの収拾に上を下への大騒ぎ。
駆け落ちか? 人さらいか? はたまた神隠しにでもあったのか……?
ここぞとばかりに盛り上がる暇な村人たちの井戸端会議。けれど本当のことは誰も知らない。
少年合唱団には長い伝統が存在する。中世・ルネサンスの教会では、女性は沈黙を保たねばならず、少年たちがその代わりとして、音楽活動を引き受けてきた歴史がある。
彼らに必要とされていたのは声変わり前の 純粋で澄み切った声 だった。多くの少年合唱団はボーイ・ソプラノのみで構成され、変声を迎えた少年たちは退団を余儀なくされた。…
高度経済成長の陰で野望と欲望が渦巻いていた“昭和の裏世界”を物語るためのプレイセットです。(携帯電話はまだありません)
このプレイセットは、組事務所が通りに堂々と看板を出し、組員が肩で風切り歓楽街を闊歩していた、そんな昭和の極道が巻き起こす抗争や内紛に焦点を当てています。
ガス燈の光は、深い霧に覆われたこの街を照らすには、はなはだ心もとなかった。太陽の沈まない大英帝国、ヴィクトリア朝時代の首都倫敦(ロンドン)。繁栄の光を受け、影はより濃く、闇はいっそう深かった。
このプレイセットは、ヴィクトリア朝時代、大英帝国の首都・倫敦で起きる怪奇事件・猟奇事件・摩訶不思議な事件に焦点を当てている。それらは、邪悪でいかれた犯罪者の仕業かもしれないし、自我が肥大した怪盗の仕業かもしれない、あるいは都会の闇に潜む魔界の住人の仕業かもしれない。
893プロ(はちくみプロダクション)所属のアイドルグループXX。念願の大規模コンサートの開催が決まり、ファンも一同大喜び。だけどそれは、XX最後のコンサートだった……。…
1990年代の日本はオカルトブームだったが、2010年代の日本ではデスゲームが流行だ。魔法少女もまたその時流に則り、願いのため、生き残るために凄惨な戦いの場に身を投じることとなった。幼い頃に憧れた可憐な衣装と残酷な運命のギャップが消費者の心を掴んだ……のだろうか?
その一方で、巨悪と戦う正義の魔法少女も健在だ。あくまで魔法少女のメインストリームはこちら。時に現代のシリアスな社会問題に、時に少女らしい人間関係の機微に、頭を悩ませながら、少女達は世界を救うのだ。…
古来より「類は友を呼ぶ」と申しますが、巨大な悪が栄える所には小悪党どもも集まって来るものでして、これはとある悪代官の治める大きな宿場町に集った善人、悪人、老若男女の織り成す物語。…