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時系列に囚われず、空間の広さを物ともするな
世界を築き、世界を滅ぼせ

人類は星々に広がり、銀河系に広がる文明を築く、とか……

帝国が崩壊し、新興諸国家が生まれる、とか……

世界から魔法が消え、代々続くドラゴン王の血統が断絶を迎える、とか……

これらはいずれも『マイクロスコープ』のプレイ例です。何百年、何千年もの長きにわたる自作の叙事史を、午後のひと時に探ってみたいと思いませんか? 『マイクロスコープ』ならそれができます。

このゲームには一般的なロールプレイング・ゲームで言うところのゲームマスターはいません。そしてシナリオなどを事前に準備する必要もありません。ゲームを始める段になって決めることは、これからプレイヤー全員で創る歴史のことです。仮想戦国時代の流れを探索するのか、ポスト・アポカリプス後に社会を復興させる歴史を探索するのか、そうしたことをルールに従い、参加者全員で協力して決めます。自分用のプレイヤー・キャラクターは作成しません。ただ歴史の下地ができれば、これでセットアップは終わりです。あとは自由に歴史を渡り歩いて探ってみて、様々なものを作り滅ぼし、多くの謎を解き明かします。

そう、多くのゲームでは時間の流れは絶対ですが、このゲームは時系列にそっては遊びません。時間の束縛も距離の壁も、プレイヤーの前では無意味です。過去や未来を自由に渡って、好きな場所で興味を持ったところを調べられます。一千年もの未来に跳躍をして、社会がどう構築したのか確認してもいいでしょう。今まさに暗殺された王の幼少時代を振り返り、誰からも嫌われる支配者にどうしてなるのか突き止めるのもいいでしょう。こうした課題に出くわしたとき、プレイヤーたちは様々なキャラクターをその場で作り謎を解き明かすためロールプレイに挑みます。

その上で、プレイヤーには膨大な権限が与えられます。様々なものを創造する権限が持ちますし、……そして様々なものを破壊する権限を持ちます。美しくきらびやかな都市を築いてもいいですし、人が作った都市を焼きつくしてもかまいません。一度歴史上に現れた物事は誰の専有物でもないので、発展させようとも滅ぼそうとも参加者の自由となります。

ただし、滅ぼされても、誰もそれが歴史上に存在したという事実はなくせません。そしてこのゲームでは過去を舞台にすることもできるのです。時系列にそったゲームの場合は、滅びてしまえばそこで終わりかもしれませんが、このゲームでは歴史は常に開かれているので、自分が作ったものが滅ぼされても、滅ぼされる前に戻って自由に発展させればいいのです。

こうして自由自在に歴史を紡ぐRPG、それが『マイクロスコープ』です。