説明 始まりから終わりまでの全てが歴史の裏側に葬り去られ、今なお隠匿され続けている臨時特務機関。先の⼤戦の最中に「それ」は確かに存在したのだ――私はそう確信している。しかし、膨⼤な資料の⼭を当たっても、関係者だったであろう者に話を聞いても「それ」の存在は茫漠としたままであった。

まるで砂漠をさまよいながら、⼀粒の砂粒を探し求めるかのような気分だった。
そんな私の執念が叶ったか。私は「それ」に繋がる⼿がかりを発⾒したのだ!
その内容のほとんどは解読不能だったが、かろうじて読めた⽂⾔がある。最後の最後、結びの⾔葉のみ。

これから見聞きすることは全て、くれぐれも他言無用だ。
ようこそ。我々は貴君の活躍に大いに期待している。

※このバックドロップは⾮常に繊細な問題を扱うことができる。プレイヤー全員で、遊ぶ前に触れたり扱ってほしくない事象について⼗分に話し合わなければならない。各プレイヤーは誰かの描写や発⾔に少しでも不快感を感じたならば、いつでも即座にゲームそのものを中断するか、続⾏が難しい場合はゲームを中⽌する権利を有している。