説明 今から君たちには、殺し合いを始めてもらいます

正式名称:国民対テロ対策定例戦闘訓練
•本訓練は国民のうち60名を対象に毎年1回、3日間行われる。開催日時は毎年ランダムに決定し、訓練の詳細は訓練終了後まで非公開とする。
•参加者は基本的に団体での志願制とするが、人員が足りない場合ランダムに国民を徴発する。
•訓練は政府の国有地で行われる。訓練終了まで民間人の出入りは一切禁止とする。
•参加者にはそれぞれ、1日分の食糧、携帯端末(時計、GPS機能、懐中電灯、死亡者確認表、QRコードリーダーの5アプリのみを搭載)、ランダムに決定された武器が入ったナップサックが与えられる。また、訓練用チョーカー(炸薬・発信機・心電計を内蔵)の着用が義務付けられる。
•訓練内容は、政府が組分けした4グループのうち3グループの人員全員が心肺停止するまでの実戦である。24時間以内に心肺停止者が出なかった場合、または3日間で訓練が終了しなかった場合、または参加者が訓練場から外に出た場合、参加者全員を要殺害対象とする。
•訓練内容の補足:訓練場は、全体を「区画」という単位で分割され、3時間ごとに立入禁止区画をランダムに決定する。参加者が立入禁止区画に10分間留まった場合、チョーカーを自動的に爆破する。
•最終生存者は一生涯の生活保護が保障され、さらに純金4キログラム(時価、訓練終了時点)と同額の賞金が公平に分配される。